2018年2月24日 11:00
評論家もびっくり! ヒュー・ジャックマン主演作は『ラ・ラ・ランド』より…
オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は『グレイテスト・ショーマン』です。
おヒューことヒュー・ジャックマンといえば、アメコミキャラのウルヴァリン…も、あるけど~。ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役で魅せた美声にメロメロになった人も多いんじゃない?むしろおヒューはそちらがお好き。なんせ、主演最新作のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』は、おヒュー7年半越しの念願企画だったんだもん。
「企画が立ち上がってから7年半。長かったよ。しかもその間でも一番大事な日が、僕の皮膚がんの手術と重なってしまって、めちゃくちゃ焦ったんだ。
だって、映画を作るゴーサインをもらうためのプレゼンだったんだよ!だから手術後すぐにプレゼンで歌ったんだ」
この作品は、地上でもっとも偉大なショーマン(興行師)と呼ばれたP・T・バーナムの半生を描く伝記ミュージカル。おヒューが演じたバーナムが残した功績ってすごいのよ。日本でも“リングリングサーカス”の愛称で親しまれた某サーカス団の創始者。封建的だった19世紀のアメリカで、見た目などが個性的すぎて虐げられていた人たちと共に、最高のショーを作り上げた人なの。