2018年3月6日 22:00
三谷幸喜「自由にやっちゃって」と大絶賛 ずん・飯尾和樹の魅力とは
三谷幸喜さんの新作舞台PARCO Production『江戸は燃えているか』は、勝海舟と西郷隆盛を軸に江戸城無血開城を描いた幕末群像喜劇。中村獅童さん、松岡昌宏さん、田中圭さんら豪華俳優陣が揃うなか、とりわけ気になるキャストがひとり…。
最高の喜劇のために、神様が巡り会わせた最後のピース!?
三谷:
じつは、ストーリーを作る前に、構想を元にキャスティングを進めていたんです。ただ、いまの座組みでほぼ決定という時になっても、単なる感覚的なものですが、何かが足りていない気がしていて…。そんな時に『天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋』という番組で飯尾さんとご一緒させていただいて、最後のピースは飯尾さんだったんだ、とものすごく腑に落ちたんです。
飯尾:
僕は藤井隆君と仲が良くて、彼が出た三谷さんの舞台も拝見していたんです。だから嬉しい半面、自分で大丈夫かなという気持ちもあって、真っ先に藤井君に相談しました。
三谷:
ご一緒する前から、飯尾さんの“メガネ残し”のギャグは使わせていただいていて、すばらしい発明だと思っていたんです。
番組では、僕らのシーンには台本が一切なかったんですが、僕がひと言発すると、それを何倍にもして返してくださって…。