いいなって憧れました。僕も中国の血が4分の1入っているし、それを生かさない手はないと思っています。
あとは、映画やドラマ業界全体が、新しいものを作るときに、あまり苦情に耳を傾けすぎず、いい声を聞くようになればいいなと。クリエイターの可能性を広げるような、もう少し自由な表現があってもいいんじゃないかと思うんです。
――それは、勇気がいることだと思います。
野村:
僕自身に対しても、SNSやネット上ではネガティブな意見もあるかもしれません。でも、それを恐れてはいないですね。毎日街に出て、友だちや先輩など生身の人間と会って、好きなことを必死でやっているから気にならないのかもしれません。
――野村さんはよく、自分に自信があるとおっしゃっていますが、そういうところに理由があるのでしょうか。
野村:
それもありますけど、だって、やっていることがカッコいいじゃないですか?(笑)俳優で、スケボーやBMXを真剣にやっているし、ハーレーにまで乗っていますからね。――とてつもなく強いカードが揃っていますね(笑)。
野村:
でも、そんなことを言いながらですが、本当に自分に自信があるのかと言われたら、そうでもないんです。