2018年4月6日 07:00
ベッキー 初の時代劇で「撮影の間、すごく悲しかった」理由とは?
しかも、それが時代劇。実は私、昔は“時代劇はたぶん一生やらない”と、勝手に思い込んでいた部分があって。かつらが重そうとか、着物が大変そうとか、そういうことも理由でしたが、ハーフである私には縁のない世界だろうな、と決めつけてたんです。でも、お話が来た。瞬時に、これは神様がくれた大きなチャンスだ、断るなんてありえない!って思って、お受けしました。
――原作は山田風太郎氏、役柄は忍者。しかも撮影は、時代劇の本場である太秦だったそうで。
ベッキー:時代劇は初めてだし、そんな私がいきなり主役。
しかもスケジュールの都合で、殺陣や所作振る舞いの稽古も、そんなに時間がとれなくて…。正直最初は、太秦のベテランスタッフの方々に「下手だな」と言われたらどうしようと、とても不安だったんです。撮影に入ってからも、撮った映像をじっくりと見返す時間もなくて。暗闇の中、とりあえず無我夢中で演じざるを得ませんでした。なので、とにかくたくさん時代劇を見たり、空き時間に監督や照明さんなどにどんな小さな疑問でもしつこく質問して、少しでも勉強するよう努力しました。
――もうクランクアップしたそうですが、初時代劇、どうでした?
ベッキー:すっっっごく楽しかったです。