くらし情報『単なる “苦手” と思っていた…私の「学習障害」が発覚するまで』

2018年4月11日 15:30

単なる “苦手” と思っていた…私の「学習障害」が発覚するまで

アルバイトをしていたときもそうですが、会社員になっても同じような言葉を投げかけられました。「本当にあの大学を卒業しているの?」と。悪い意味で学歴がついてきてしまうのです。私は社会で役に立たない人間なんだ、と感じました。

学習障害の発覚。私以外にも苦しんでいる人はいる

単なる “苦手” と思っていた…私の「学習障害」が発覚するまで


躁うつ病を患い、ある朝突然動けなくなりました。私はそのまま会社を辞め、療養することに。そのときに初めて発達障害の検査をきちんと受け、診断が降りました。
それからアスペルガー症候群であることを前提の治療が始まったのですが、学習障害だとは診断されませんでした。生きづらさの原因はアスペルガー症候群であるところにあったのかと、ある種の安堵感があり、それ以上の疑問は持っていませんでした。

治療は学歴に基づいたものだったのですが、私にはそれが非常に苦痛で、長く続けることができませんでした。そんなとき、カウンセラーとのふとした会話の中で、学習障害かもしれないと言われたのです。それは、小学生の頃から算数が苦手だという内容です。結局、総合的・表面的な判断では学習障害が見えなかったという診断でした。

学習障害という言葉を知り、同じように辛い思いをしている人がいることも知りました。

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