くらし情報『いっぱいいるニャン…とにかく猫が好きな画家の展覧会』

2018年4月9日 15:30

いっぱいいるニャン…とにかく猫が好きな画家の展覧会

の子供達》。同作は、中国の前線に文化視察として派遣された猪熊が制作したもので、物売りの子どもたちと犬の姿が描かれています。猫作品が並んでいる展示室をイメージしていたのでちょっと意表を突かれましたが、見ごたえある油彩画です。

猫登場!

いっぱいいるニャン…とにかく猫が好きな画家の展覧会


そして、いよいよ猫がテーマの作品が出てきます。猪熊夫妻には子どもがいなかったため動物をかわいがるようになったそうで、猫だけでなく犬も飼っていたとのこと。ただ、絵のモチーフとしては猫が好きだったそうで、特に戦後から渡米するまでの時期と晩年は、スケッチブックから紙の切れ端にまで次々と猫を描いていたそうです。

いっぱいいるニャン…とにかく猫が好きな画家の展覧会


こちらは、マティスの影響を受けたと思われる色彩豊かな油彩画。猫好きの妻・文子さんと猫を組み合わせた作品です。
いっぱいいるニャン…とにかく猫が好きな画家の展覧会


多頭飼いをしていた猪熊は、猫同士が威嚇し合う姿やにらみ合う様子などにも興味をもち、作品に描きました。

いっぱいいるニャン…とにかく猫が好きな画家の展覧会


また、『モニュメンタルな猫』と題された部屋では抽象的な猫の絵も展示されています。これらの作品について、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館学芸員の古野華奈子さんは次のように解説してくれました。

古野さん
なぜ猫の顔を抽象的に描くようになったのか。

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