くらし情報『保有量は減るも高性能に…どうなる? アメリカの核兵器』

保有量は減るも高性能に…どうなる? アメリカの核兵器

2018年4月17日 16:00
 

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アメリカの核態勢の見直し」です。抑止力のために、実践的な核兵器を持つことに。
保有量は減るも高性能に…どうなる? アメリカの核兵器


今年2月にアメリカは、「核態勢の見直し」(NPR)を公表しました。これは1994年から行われているもので今回で4回目。オバマ前大統領は「核なき世界」を訴えており、前回の2010年のNPRでは核兵器の役割を低減させると発表しました。これに対し、トランプ大統領は今回、ピンポイントで狙える小規模な使いやすい核、「戦術核」を持つと公表したのです。

これまでアメリカが持っていた核兵器は「戦略核」といい、全土を焦土にしてしまうような、広範囲に効力を示すものでした。それを使用した後の被害規模を思えば、実際問題、容易には使えません。「使うことを前提に持っていなければ、抑止力にはならない」というのがトランプ大統領の主張です。

この背景には、ロシアや中国が軍事力を増し、戦術核を開発してきたことや、北朝鮮の脅威の拡大などもあります。アメリカは核兵器のオプションを増やし、サイバー攻撃や核以外の攻にも対抗して使えるようにしたいと考えたんですね。

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