2018年4月14日 11:00
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言葉足らずの悶々とした思いを解消するには、語彙力を磨くのが一番、と国語講師の吉田裕子さん。
「語彙力は知性と品格を醸し出せるもの。カジュアルな会話や、書き言葉でのコミュニケーションが増えた現代だからこそ、その価値が見直されています。人を魅力的に見せるお化粧と同じで、誰でも身につけられる技なんですよ」
ただ、多くの言葉を知っていればいいというわけではない。
「“知っている”のと“使いこなしている”のでは全く違います。言葉の意味を理解し、自分のキャラクターに合った使い方ができるようになるには、日頃の意識が大事。怖い上司にはこう言おう、などと日々想定していると実践力がつきます。言い方の正解は一つではありません。
自分の語彙の引き出しを増やしておけば、自然に出てくる言葉も変わっていきます」
吉田裕子さん国語講師。古典、近代文学、歌舞伎に精通。古典などを塾で教えている。著書に『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』(かんき出版)など。
※『anan』2018年4月18日号より。イラスト・伊藤ハムスター取材、文・板倉ミキコ
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