2018年4月25日 10:00
寺島しのぶが熱演!43歳独女がついに「恋する喜び」を知った瞬間
ギュッと縮こまっていた人がポンッとはじけるとこうなるんだろうなというのも感じましたし、ロスの太陽と広大な土地は人をあんなふうにオープンにさせてしまうんだとわかりました。
今回、節子が恋に落ちるアメリカ人男性を演じたのは、ハリウッド俳優のジョシュ・ハートネット。以前はトップスターとして数々の主演作をこなしていましたが、私生活を優先するためにハリウッドからは一時期離れており、ここ数年で本格的にメジャー復帰を果たしたばかり。
実際にジョシュと共演してみて、どういう印象でしたか?
寺島さん
気取ったところもまったくないし、とにかく普通にいい人なんですよ(笑)。「自分を見失ったから、一回ハリウッドを出ちゃおう」と思うような素朴で健康的な考えがある人なんだなとも感じました。
それに、彼はこれまですごいキャリアを積んできたにも関わらず、新人監督である平栁監督の言うことでも真摯に受け取っていて、一生懸命がんばっていました。だから、一緒に仕事がしやすい人でしたね。
あと、彼の演技を見て思ったのは、アメリカの役者はすごく訓練されているんだなということ。
ちょっとした映り方もわかっていて、ハリウッドで活躍するためにはこういう技術も身につけないといけないんだなと思いました。