あいみょん、23歳。メジャーデビューから2年足らずなのに、多くの有名クリエイターやアーティストが注目する新世代のシンガーソングライター。
ただただ楽しいから、曲作りがやめられない。
ニューシングル『満月の夜なら』は彼女の作品に多い、男性目線のラブソングだ。うっすら官能的な歌詞にドキドキさせられる。
「男口調で歌うのが好きなので、気づいたら一人称のぼく、で書いていることが多いですね。満月の夜にイイコトがあったわけではないけど、私、ほんのりエロさのある音楽が好きだし、そういう歌を歌っているアーティストも好きなんです」
『君はロックを聴かない』や『愛を伝えたいだとか』などの名曲で、同世代だけでなく大人のリスナーをも虜にしたあいみょん。『満月の夜なら』も彼女のソングライターとしての感性を大いに感じさせる曲だ。
「ラブソングはみんなに共感してもらえるし、官能を感じるもの。この世にある歌って、突き詰めればすべてラブソング、誰かのための歌じゃないですか。家族や友人への歌も全部ラブソングだと思っています」
あいみょんの歌を聴いて感じられるのは≪むきだし≫という感覚。今回の歌詞にも、「もしも今僕が君に触れたならきっと止められない最後まで」