2015年8月26日 22:00
引きこもりだった髭男爵・山田 救ったのは父親の浮気!?
“バウムクーヘンは薬”だと教えられ、ジュースも飲んじゃいけないカタい家庭でした。信じられないでしょ?だから紙パックのジュースに錐で穴をあけてストローを差し込み、バレないように飲んでましたね(笑)。その影響で、親の期待に応えたいとか、優秀な自分を保とうと頑張っていたと思います。親の締め付けが強いと子どもは無理をするのかもしれない」
でも、厳格な父親の浮気が発覚!
「衝撃でしたね(笑)。“この人も人間なんだ”という好意的な気持ちになったし、弱点を見つけたようで気持ちがラクになった」
ではもし、自身の娘さんもそうなってしまったら?
「“学校へ行きたくない”と言われたら、行かなくていいよと言いますよ。引きこもる精神状態のときは、無理しないほうがいい。みんな、“道が断たれた”と思い込みすぎなんです。学校へ行かずとも人生が終わるわけじゃない。
思い詰めないのがいちばん。僕、ポジティブの押し売りが苦手なんです。J‐POPの“希望を持て”系の歌とか聴くと苦痛でしょうがない(笑)。“朝起きたらカーテンを開けて、さあ、街へ飛び出そう!”みたいなの無理ですよ。前向きカロリーが高すぎます。だからこの本も極力メッセージ性は抑えました。