2018年6月27日 20:00
「ブラックペアン」で話題! 女優・趣里が夢で織田信成と…?
――人に寄り添おうとする姿勢は、役作りにも表れている気がします。どんな癖のある役も、ステレオタイプにせずに、心の襞を掬い取ろうとされているように見えて…。
趣里:そうありたいですよね。塩屋さんの学校のレッスンで、シーンに描かれている前に、その人は何をしていたのか、その直後に何をするのかを感じ取る、というようなことをやっていましたから、その経験が生かされているのかもしれないですね。なおかつ、役を自分に引き寄せて考えたり、重ね合わせたりする作業が好きなんです。
――演じている時は、役に入り込んでしまうタイプですか?
趣里:そんなことはないと思います。ただ、少し前に撮っていた『生きてるだけで、愛。』という映画で、精神的に不安定な女の子を演じていたんですが、どうも監督は私のことを本当にそういう子だと思っていたみたいです。
これからプロモーションが始まるので、その誤解を少しずつ取り払っていかないと、と思っているんです。
――ちなみに、趣里さん自身は、自分はどんな人だと思います?
趣里:いろいろな面がありすぎて…。いまでもたまに、自分の気持ちに振り回されたり、知らない感情が芽生えてくることがあって、驚くことがあります。