2015年8月30日 21:00
ディズニーの“ヒロイン史” 初代シンデレラからアナ雪まで
『シンデレラ』(2015)より。
いま多くの女子が「品のある女性になりたい」と思っています。そこで、古今東西のヒロインを分析し、女性としての品格を学んでいきましょう。
中でも、数々のヒロイン像を生み出してきた存在といえば、やはりディズニー!これまでディズニーが表現してきたヒロイン像について、メディア文化に詳しい法政大学の稲増龍夫先生にお話を伺いました。
「ディズニープリンセスは時代に合わせて大きく変化し、国を問わず女性が一番欲しいと願う要素を常に体現してきました」。
最新版プリンセス、2015年のシンデレラが支持されるのはなぜでしょう。
「クラシックな謙虚さと行動力を持ち合わせる現代的なヒロイン像が共感を呼んだのでは。
世界に影響力を持つディズニーだからこそ、今の女性の望みにしっくりくる女性像を提案できるのです」
では、2015年のシンデレラも含めて、『シンデレラ』(1950)、『リトル・マーメイド』(1989)、『アラジン』(1992)、『アナと雪の女王』(2013)のヒロインの特徴も見ていきましょう。
・シンデレラ『シンデレラ』(1950):元祖ヒロインの持つ“美しさ”と“優しさ”は、現代までのプリンセスに共通する要素。