2015年8月31日 22:00
初! ミス・ユニバース日本代表は日米ハーフ 「私でいいのかな」と本人吐露
「日本人ならではの考えですが、気遣いや思いやりが大事だと思います。また、飾らない自分を心がけることでも内面は磨かれていくんじゃないでしょうか」と宮本さん。
森理世さんや知花くららさんなど、名だたる美女たちが歴史を飾るミス・ユニバース・ジャパン。
内面も含めた美を競う点でも、“美しき品格”の象徴だ。今年の代表に選ばれたのが、宮本エリアナさん。アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフである彼女が感じる、日本人としての品とは?
「最初はハーフの私でいいのかな、と不安な気持ちもあったんです」
実際に、ハーフの女性が日本大会史上、初めて代表に決定したことへの世間の風当たりは強かった。
「でも、日本で生まれて日本で育った私が日本人でないなら、私は何人なんだろう、って。ハーフへの偏見や差別をなくすために活動するのも、ミス・ユニバースの日本代表になったからこそできるはず、と思えるようになりました」
日本女性の強みや美しさを理解するためにも、ハーフならではの視点が大いに役立っている。
「高校時代にアメリカで暮らしてみて、自分自身を自由に表現する楽しさや大切さを知りましたが、相手の気持ちを察するような気遣いは日本人の素晴らしさだなあと改めて感じたんです。