2018年7月4日 20:00
『最強のふたり』監督最新作!『セラヴィ!』のやばすぎる結婚式とは?
だから、「自分には価値があるんだ」ということをしっかりと認めることだね。だって、僕たちにはほかの人に愛を伝えたり、誰かに愛されたりする権利があるし、そういう思いは遺伝子のなかにもあるものなんだよ。
それに、ひとりでいるよりも、みんなで一緒にいるほうがいろいろなことができるし、楽しいことでもあるというのを感じてもらいたいな。僕たちも2人で働いているけれど、映画でもまさにそういうことを語っているんだと思うよ。
最後に、この作品の見どころを教えてください。
監督
人間が言葉では言えないようなことも、音楽が伝えてくれることがあるんだということ。それが劇中では、フルートの美しい音色に象徴されているよ。そして、最後のシーンは、目を見張るようなことをやらなくても、シンプルなものだけでみんな幸せになれるんだよというメッセージでもあるんだ。
あと、新郎のスピーチのなかでもあるように、「泣くよりは笑ったほうがいい」という言葉。人生には大変なこともあるかもしれないけど、それを嘆くよりも笑っていたほうがいいと思うし、僕たちもそうするようにしているよ。
喜びも悩みもあるからこそ、人生は愛おしい!
泣いても笑っても一度きりの人生。