2018年7月8日 16:00
あの名曲から10周年 神聖かまってちゃん「才能は枯れてない」
『友だちを殺してまで。』という衝撃的なアルバムとともに、世の中に知られることとなったロックバンド、神聖かまってちゃん。アルバムには「23才の夏休み」という名曲があったが、その曲が作られてから10年、今度は「33才の夏休み」という名の曲を収録した10周年記念アルバム『ツン×デレ』をリリースする。バンドは弱火でじっくりやれば長く続けられるんです。
「今年メンバーが揃って33才になるんです。『23才の~』には33才になっちまうさ、という歌詞があったんですが、この10年は早かったですね。人間て成長しながらも劣化していく、ということが確実にあると思うけど、そんなことも普通に歌詞に出ています。でもネガティブさだけでもない。
このアルバムは両面があると思う」(の子)
「以前のの子の歌詞は、子供の頃のこととか、昔のことしか歌ってなかったんですよ。でもこのアルバムは、この先のことも歌詞にしているので、ずいぶん変わったなと思いました」(ちばぎん)
「ネタ切れということもある(笑)。今になって分かることもあるし、今ぶち当たっていることや葛藤を歌詞にしているからね」(の子)
「10周年のタイミングで、こんないい曲が出てくるなんて、の子さんの才能は枯れてないなーって。