2018年7月20日 18:00
両親の死と直面。映画『悲しみに、こんにちは』が描く少女の再生物語
という罪悪感が心に残っていたからでした。でも、大人になってから、そういうことは起こりえるのだと知り、いまではその気持ちも変わっています。
ちなみに、編集の段階ではフリダが泣くバージョンと泣かないバージョの両方を試してみましたが、涙を見せるほうが彼女の感情が解放されて幸せなラストになるだろうと感じられたので、今回のようなシーンにしました。
―ananwebを読んでいる女性読者たちにも響くところの多い作品だと思うので、ひとことメッセージをお願いします。
監督
この映画は、非常にドラマティックなストーリーのように思うかもしれませんが、日常的なストーリーとして共感していただく部分も多いと思っています。なかでも、“生きる喜び” というものを見出してくれるはずです。
そして、当たり前だと思っている家族の温かさや「家族ともっと一緒にいたい」という思いをを改めて実感してもらえる作品になっているので、ぜひみなさんご覧ください。
どの瞬間も忘れられない!
スペインの美しい自然の景色を舞台に繰り広げられる珠玉の感動作。誰もが経験する思春期ならではの痛みは、何よりも自分を成長させてくれるはず。悲しみを乗り越えた先に待ち受ける “新しい自分” と出会ってみては?
心をつかまれる予告編はこちら!
作品情報
『悲しみに、こんにちは』
7月21日(土)