2018年8月3日 20:00
「LGBTQ」キャラが必須 米国ドラマに見るトレンドとは?
Getty Images
山戸結希「21世紀の女の子」プロジェクト企画・プロデュースを務める山戸結希監督のほか、12名の新進監督が参加。ひとつのテーマを各々の視点から8分以内の短編で表現し、一本のオムニバス映画を作り上げる。
海外ドラマで多様性を見れば未来は何でもあり。
ネットフリックスなどの動画配信サービスのおかげで、海外の良質な作品を楽しみやすくなった。
「『クィア・アイ』や『ル・ポールのドラァグ・レース』のような、人の多様性を考えさせられる作品が人気。“人と違っていい”と、自分を肯定し、“明日”を生きる勇気がわきます」(野村さん)
「以前からアメリカのTV界は出演者を決める際に多様性を重視していたけれど、最近はそこにLGBTQ枠も加わりました。リアリティを追求すれば多様性を盛り込むことが当然なので、自然な流れといえます。でもそれは、番組の制作側にリベラルな人が多く、視聴者側にも多様性を受け入れる素地ができているからこそ、作れるものですよね」(編集者、ライター・山縣みどりさん)
『ル・ポールのドラァグ・レース』ドラァグクイーン界のカリスマであるル・ポールが主催する、勝ち抜きコンテストの様子を映す。