2015年9月8日 23:00
IVAN・平間壮一がドラァグクイーンを? 伝説のミュージカル再演
壮ちゃんのエンジェルはダンスも歌もクオリティが高いから、観てて気持ちいいの。一緒にいて、勉強になることも多いし。
平間:それは僕も同じです。エンジェルは誰にでも愛されるキャラクターで、登場するだけで空気を一変させられる存在。IVANさんも、登場すると稽古場が一気に明るくなって、いるだけで皆のなかに自然とエンジェルに対する気持ちが生まれてくるんです。それって、出そうと思って出せるものじゃないですよね。
IVAN:たしかに、エンジェルの内側にあるハッピーさは意識してるかな。あとはあのホスピタリティね。
ゲイって、誰もが少なからず孤独感を抱えているんです。しかもエンジェルはHIV感染者で、つねに死を身近に感じている。だからあんなに他人に優しくできると思うんです。私は恵まれているけれど、孤独感の部分は共感するの。
平間:僕は昔から人と深く関わるのが怖くて、自分から避けてきたところがあるんです。でもエンジェルを演るには、もっと気持ちをオープンにしないとダメだなと思っています。
IVAN:私たち全然違うタイプだから、観る側も面白いんじゃないかしら。ただエンジェルは、いまで言う女装家のオネエなんです。