2018年9月28日 19:30
ある誤報が家族の運命を変えた…物議を醸した注目作『運命は踊る』
我々はいろいろな宗教などで分離されていますが、根底では繋がっているもの。私のやりたいことの神髄は、人間を描くところにあると思っています。
それから、この映画はイスラエルのトラウマを描いているので、そういう意味では現代の歴史における最たるトラウマを生み出したヒロシマやナガサキを経験している日本人には、共感してもらえるのではないでしょうか。いまの若い世代たちはそこから抜け出しはじめているかもしれませんが、そういったトラウマや歴史というのは、国民としての在り方と分離できないものだと私は思っています。
運命が引き起こすミステリーから目が離せない!
細部にわたるまで監督のこだわりを感じさせる本作。私たちは運命に踊らされているのか、それとも自分の意志で人生を動かすことができるのか。
運命とは何かを考えずにはいられない心のざわつきと、新たな映画体験をぜひ味わってみては?
見逃せない予告編はこちら!
作品情報
『運命は踊る』
9月29日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給:ビターズ・エンド
ⓒ Pola Pandora - Spiro Films - A.S.A.P. Films - Knm - Arte France Cinéma – 2017
二宮和也、JCB広告起用再開時の言葉に感謝「俺は一生忘れない」 “聖地巡礼”写真も公開