2018年10月19日 18:30
コミュ力ゼロの女子でも幸せに…話題作『マイ・プレシャス・リスト』
そこで、監督自身の体験談から女性に向けてのアドバイスなどについて語ってもらいました。
主人公は自分と100%似ている
―まずはいよいよ日本で公開を迎えますが、いまのお気持ちはいかがですか?
監督
すごくワクワクしているわ!というのも、実はこの作品の海外での配給が一番初めに決まったのは日本だったの。そのときは2016年だったから、「では、2018年10月の公開で」と言われたときには「2年も先なの?」と思っていたけれど、ついにそのときが来たのね。
―本作のあとには、Netflixのオリジナル映画『好きだった君へのラブレター』も手掛けられ、現在大人気となっていますが、この2作品の主人公に共通するのは、頭はいいけど恋愛偏差値が低い不器用な女子であること。そういうキャラクターに惹かれる理由は?
監督
それは、100%自分に似ているからよ(笑)。キャリーの場合は、過去の辛い恋愛経験が原因で人を信頼することができなくなってしまうんだけど、誰かを信頼をすることの難しさというのは、私も抱えている気持ちだからこそ共感しているんだと思うわ。
―では、主人公たちと一緒にご自分も答え探しをしているところもありますか?
監督
確かにそういうところもあるけれど、いま私はシングルだから、ちゃんとした答えをまだ見つけられていないのかもしれないわね(笑)。