2018年10月19日 18:30
コミュ力ゼロの女子でも幸せに…話題作『マイ・プレシャス・リスト』
―では、キャリーのように新聞広告でデート相手を探したこともありますか?
監督
うーん、それもあったかもしれないわね(笑)。でも、デートアプリとかは苦手で使ったことはないわ。今回、新聞広告という古いスタイルにしたのは、オンラインのように顔を出せない “ある理由” が男性側にあったからだけど、いまでも世界中に残っているものだし、これってそういう男性が浮気するのには実はいい方法かもしれないわね。
大切にしているコミュニケーション方法とは?
―女子は気をつけないといけないところですね。本作では、コミュ力ゼロのキャリーが徐々に変わっていく姿も応援したくなりましたが、監督ご自身は、他人とのコミュニケーションで大事にしていることはありますか?
監督
まずは、相手の言葉をきちんと聞くこと。もともといい聞き手であるという資質を持ってはいたんだけど、それは監督業をするうえではとても必要なことなのよ。だから、たとえば相手が何かアイディアを持っていれば、ちゃんと聞く耳を持つようには心がけているわ。あと、いまはコミュニケーションの方法も時代によってどんどん変わっているけれど、手紙を書くというのも好きなの。
もちろん、作品ではいまの時代を生きている女の子たちだから、コミュニケーションの方法としてSNSとかを使ってはいるけれど、それだけにならないようには意識しているわ。