2018年10月31日 19:20
NMB48・山本彩 卒業直前に “相当しんどかったこと”を告白
と気づいて、卒業を決意しました。
――自分のことだけを考えたら、もっと早く卒業できたのでは。
山本:でも、もし2年前の時点で独り立ちしていたら、不安も未練も残ったはずです。当時はソロ活動も経験してなかったし。
――それだけその後のソロ活動で得たものは大きかったと。
山本:大きかったですね~(しみじみ)。朝まで歌詞を書いて、レコーディングに何か月もかけて、ライブの演出を考えて…。そのすべてが初経験。
「ああ、私は何も知らないんだ」って未熟さを痛感して、でもそれがうれしかった。グループでは教える側になっていて、最近は自分自身がメラメラ燃える対象が見つけられなかったから。
――なるほど。今年は研究生公演をプロデュースするという挑戦もありましたね。
山本:そうなんです。出演メンバーの決定から携わったんですが、初日に出るのは29人中16人。その熾烈な戦いの中でみんなの気合を感じて、私も初心を取り戻しました。
――創成期のNMB48を思い出すこともありましたか?
山本:まさに。
だから当時ライバル的存在だった渡辺美優紀はじめ、メンバーとバチバチ火花を散らしていた頃の楽曲を研究生に託して、本人たちにもお客さんにもお互いの関係をライバルとして意識してもらえるような演出も入れました。