2018年11月18日 19:00
「ずぼら瞑想」でお疲れ脳にサヨナラ! 食べ過ぎも防ぐ簡単テク
3.同時多発的に五感を働かせるのではなく、一つ一つの感覚を切り離して順番に観察すること。
【コーヒー瞑想】食べすぎ防止でダイエット効果も。
食べる・飲むを五感で感じることで満足感がアップし、ストレスによるドカ食いを抑えられる。どちらも一口目に行うだけで十分な効果が。
1.コーヒーを用意する。買ったものでも、自分で淹れたものでもOK。深呼吸で呼吸を整える。
2.手のひらに伝わるカップの温度、立ちのぼる湯気の香り、コーヒーの色みを感じる。
3.目を閉じてゆっくりと口に含み、舌で感じる味、鼻から抜ける香り、喉を伝う感覚を感じる。
【食べる瞑想】食べすぎ防止でダイエット効果も。
1.呼吸を整え、「食べる」という気持ちを高める。食事を観察し、どんな味がするか想像する。
2.食材を取り、ゆっくり口に含む。食材を舌の上で転がして、味や形を感じたあとで噛みしめる。
3.何度も咀嚼して味わってから飲み込み、食べ物が喉を通って胃に落ちる様子を感じる。
川野泰周先生精神科・心療内科医。
臨済宗建長寺派林香寺住職。寺務の傍ら、横浜市内のクリニック等で禅やマインドフルネスを取り入れた診療を行う。主著に『ずぼら瞑想』(幻冬舎)。