2018年11月22日 19:20
葵わかな「やったー!」瞳をキラキラさせて喜んだ大役とは
クリストファー・ロビンが「プーさんばかだな」とか普通にいってしまうんですよ(笑)。けっこう辛口というか……(苦笑)。みんなプーさんのことが大好きなんですけど、もうちょっと関係性がリアルなんです。
――確かに、物語のプーさんは、ちょっとおバカな感じで描かれていますよね。
葵さん
そうなんですけど、逆にそれが読んでいるうちに「すごく愛おしい」とか「かわいい」と思うようになるんですよね。原作ならではの良さがあり、絵も原画ならではの良さがあると思うので、その違いを楽しんでいただけるのではないかと思います。
また、プーさんは子どものものだと思っていた部分があったのですが、原作の挿絵は大人の方が見てもかわいいなと思ったり、クラシカルでおしゃれだなと思ったりする絵が多いので、大人の女性が気に入ってくださるのではないかなと思います。
「それってひどくない?」と思った場面は…
――『クマのプーさん』のなかで特に印象に残る場面はありますか?
葵さん
ウサギさんの家で食べすぎたプーさんが、帰るとき玄関におなかがはさまって出られなくなる場面があるんですけど、ここが大好きなんです。
玄関にはさまり下半身だけ家の中に取り残された状態のプーさんを「邪魔だな」