2018年11月26日 19:50
「誰も友達がいなくて」占い師しいたけ.さんによる “悩み解決法”がユニーク
極端な話、“老い先が短い”みたいなところまでいって、やっとシンプルに、大切な答えが見つかるような気がするんです。
N:なるほど。たとえば渦中から離れるなら、茶道とか華道とか、日常の自分とはまったく関係のない趣味を持つことでも、できそうですよね。そういう“別の場所”があると、自分を整えられたり、あるいは人と理解し合えたりもするのかな。
S:そうですね、そんな気がしますね。
N:しかし、「ひとり密着番組ごっこ」の話は、「しいたけ.一代記」を聞いているようで面白かったなぁ(笑)。カメラで撮られている時点で、冒頭で話した“日常の底上げ”にもつながるし、非常にいいと思います!
しいたけ.さん流自問自答メソッドひとり密着番組ごっこ
密着取材の主人公になり、あれこれ質問を受けよう。
自分がドキュメンタリー番組の取材班に密着されるという妄想を開始。
インタビュアーは、ある時は血気盛んな若手、ある時はライバルとなり得る同年代、そしてある時は定年間近の年配…。こうして架空という片肘張らない世界の中で、さまざまな相手から取材を受けるうちに、本心を探り当てられる。
なこし・やすふみ精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。