2018年11月27日 20:00
占い師しいたけ.さんがアドバイス、ふと気持ちが軽くなる方法とは!
N:それこそ「ひとり密着番組ごっこ」でお年寄りインタビュアーと対話している感じ。
S:そうなんです。それと同じように、亡くなった方との対話も、目の前にいらっしゃらないぶん、思いきって本音が話せるという利点があります。
N:一方で、相手が生身の人だと、そうはいかない。
S:やっぱり、何の話がウケるんだろう、何に食いついてくれるんだろうって、探りながら話しちゃいますよね。視聴率を稼ぎにいく、みたいな…。
N:それももちろんコミュニケーションとして必要なことなんだけど、あまりにも相手を意識しすぎると、自分の本質からは、どんどんズレてしまうからね。要はバランスで、ひとりでいる時間もきちんと持って、自分と楽しくつきあって、自分の納得の“軸”を養っておくことが大切です。
S:その点、僕がよかったのは、ひきこもっていた期間が長かったこと。今こうして文章を書くとか、いろいろできているのは、まったく友達がいなくて、その間、ずっとひとりで日記を書いていたからだと思うんです。まさに仏壇に報告する、みたいな感じで日記を書いているうちに、自分の考えが熟成されていったような気がします。
N:しいたけ. の独特な感性は、そうやって出来上がっていったんだね!
S:名越先生はいかがですか?普段、ひとりでいる時間をどれくらい持っていますか?
N:僕は、自覚的に8割方ひとりかな。