くらし情報『まるでCGのような舞台! カナダ人演出家ルパージュ、4年ぶり来日公演』

2015年10月5日 22:00

まるでCGのような舞台! カナダ人演出家ルパージュ、4年ぶり来日公演

そんな映像のマジックに驚いているうちに、気づけばルパージュが広げた“想像力”という名前のファンタジックで自由な世界に放り込まれているのだ。

そのルパージュの舞台が、4年ぶりに日本で上演される。今回来日する作品『Needles and Opium 針とアヘン~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~』は、世界中から上演のオファーが引きも切らない彼の代表作のひとつ。なんと今回は、最新技術を用いた二人芝居として、ルパージュ自身が再構築した完全リニューアル版。

このタイトルにある針とは、ヘロイン中毒で苦しんだジャズトランペッター、マイルス・デイヴィスを示唆したもの。そしてアヘンは、一時期アヘン中毒に陥ったことのある詩人で劇作家のジャン・コクトー。失意のどん底でパリを訪れた男が、マイルスの音楽とコクトーの言葉とが行き交う幻惑の世界に誘われていく物語だ。観客はただ、劇場で繰り広げられる世界に身を委ねていればいい。
劇場の遥か向こうにあるファンタジーの世界へと自然と導かれていくはずだから。

■『Needles and Opium 針とアヘン~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~』10月9日(金)

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