2018年12月1日 20:00
じわる~! 真剣なのに何かが変な“話題のバッドアート”日本初上陸
国際的にも注目されるコレクション「バッドアート」が日本で美術展を開催。
バッドアート美術館とは、その名の通り「バッドアート」が並ぶ美術館。ことの始まりは、1994年、ボストンの画商スコット・ウィルソンがゴミの中から拾った一枚の絵。額縁だけ売るために拾ったつもりが、中の絵があまりに「バッド」で見逃せず、友人のジェリーが気に入って飾り始めた。この作品が第1号。それ以来、ジェリーのところにじわじわと集まった「バッドアート」が話題となり、国際的にも注目されるコレクションになっていった。
この美術館に所蔵されるための選考基準は厳しく、単に下手なだけではだめ。真剣に創作されていること、何かが間違ってしまっていること、疑問は残るが称賛せざるを得ないもの、これらを満たさなければ認められない。
今回は、800点を超える収蔵作品から110点が日本にて初公開。スペシャルサポーターは、しりあがり寿さんが務める。
「ケンタウロスとバイカー」どこで何を間違えてしまったのか、同時に存在し得ないはずのふたりがなぜか出会ってしまった様子に、空の青さからさえも目が離せない。
「チャーリーとシーバ」シマリスのチャーリーとシープドッグのシーバ。