2019年1月13日 21:00
男性にも伝わるエロス! 大人の色気あふれる『ヒプマイ』の魅力
『ヒプノシスマイク』にメロメロだという、エッセイスト・犬山紙子さんとお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんが語る、ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」の注目すべきポイントとは?
岩井:ヨコハマは、全ディビジョンのなかで、一番悪い感じがするんです。
犬山:ヤクザ、汚職警官、元軍人という構成で、とにかくイカツイ。
岩井:『ヒプマイ』って、悪い男を求めていた女の子に突き刺さったと思うんですが、その要素が顕著に表れているのがヨコハマです。ラップバトルで、(碧棺)左馬刻(あおひつぎ・さまとき)が(神宮寺)寂雷(じんぐうじ・じゃくらい)先生(シンジュク・ディビジョン)に「3人まとめてアンタの病院にぶち込んでやるよ」と言うじゃないですか。すっごい口が悪いんですけど、これを求めている人にはたまらないですよ。
犬山:この悪い男たちの、ぞくぞくさせられる色気に飛び込めるって、フィクションだからこその快感ですよね。でもそれと同時に、彼らのかわいさも感じるんですよ。例えば左馬刻が「俺は左馬刻さまだ」って自分に様をつけてラップするところなんて、幼稚園児の母親の気分に…。
自分のM心と母性をかき乱されて、わけわからない状態に(笑)。