映画評論ユニット「お杉とB子」が今回おすすめするのは『ゴールデンスランバー』。陰謀に巻き込まれた純朴青年の運命は!?
お杉:伊坂幸太郎の小説を韓国でも映画化よ。日本版は、堺雅人主演でヒットしたね。アイドルを助けたことで一躍有名になっていた宅配ドライバーのゴヌが、次期大統領候補暗殺犯に仕立て上げられるの!
B子:本当はゴヌも殺されるはずだったのよ。でも、「誰も信じるな」と言い残した旧友ムヨルに救われ、ゴヌの決死の逃亡が始まります。
お杉:ある組織の陰謀に巻き込まれたゴヌの運命やいかに!見ればすぐ、組織の正体はわかるんだけど、ここでは言えないわー!
B子:次々と刺客がやってきて、大切な人たちにも危害が及ぶ。
お杉:監視カメラがあるから潔白が証明されると思うじゃない?ところが、組織は逆手にとる!恐ろしいわ。いったん陰謀のターゲットにされたら一般人は生き延びられない。
B子:とはいえ、ゴヌはそこそこ有名人。ほんとの一般人を選んだほうが組織の計画がスムーズに進んだと思わない?
お杉:そうなのよ。逆襲するつもりで悲劇を招くゴヌのうかつさにも、ツッコまずにいられない(笑)。
B子:それでも憎めないのは、カン・ドンウォンが演じるからこそ。