2019年1月12日 20:20
平成を象徴するお笑い芸人は有吉! 次に来る「ハズキルーペ芸人」とは?
TBSラジオ『東京ポッド許可局』に出演する文系お笑い芸人、マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの3人が、まるっと振り返り。「平成お笑い論」をお届けします。
品質保証と安定供給。平成を体現する有吉弘行。
サンキュータツオ:平成の30年で芸人の仕事が爆発的に増えました。
プチ鹿島:芸人の数も増えたしね。
タツオ:情報番組のキャスターから、俳優に芥川賞作家まで、いまやどこにでも芸人がいますよ。
鹿島:ひとつのきっかけは『アメトーーク!』じゃないですか。
スニーカーとか家電とか、好きなものを熱く語る○○芸人というパッケージで芸人の魅力をプレゼンする番組。
タツオ:キャスティングする側としてはかなり参考になりますよね。
マキタスポーツ:たけしさんが映画監督になったり作家として本を出すっていうマルチ化とはまったく意味合いが違うよね。たけしさんの場合はオフェンスの要として点をとってほしいから依頼が来るわけだけど、ほかの芸人に声がかかるのは、ディフェンスとしての機能を求められてる。
鹿島:新番組が始まるときに、決してメインではないけど、とりあえずレギュラーとして呼ばれる感じね。
タツオ:たけしさんは完全にメインディッシュで、いま器用になんでもこなせる芸人は、塩こしょうというか、化学調味料ですよね。