2019年1月28日 19:30
「空手」世界チャンピオンから俳優へ 横浜流星が転向を決めたのは…
「小学6年生の時にスカウトされて今の事務所に入ったのですが、徐々にお芝居の仕事の楽しさを実感するようになったんです。高校に入ってからも、このまま空手を続けるか、俳優一本に絞るか、それとも大学に進学するかでかなり迷いました。ですが、最終的には『今しかできないことをやろう』と思い、この世界で生きていくことを選択しました」
その時の決断を後押しした、忘れられないひとことがあるそう。
「親に言われた『人生は一度きりなんだから、流星の好きなように生きなさい』という言葉です。思えば空手をはじめた時も、芸能界に入った時も、親はすべての判断を自分に委ねてくれて。僕が俳優としての決意を固めた時も、そのスタンスは変わりませんでした。ただし、『悪いことだけはするな』と釘は刺されましたが(笑)」
‘17年には俳優以外に、歌手としてアーティストデビューも果たした横浜さん。どんなことも自分で決める決断力は、今もさまざまな場面で発揮されている。
「歌手になるプランはもともと自分の中になかったのですが、滅多にないチャンスをいただけたので、せっかくだから挑戦してみようと決意しました。きっと、どんな経験にも意味のないことなんてないはず。