2015年10月19日 16:00
東京ミッドタウンで深海の世界を体感? パネライ×若手建築家のコラボに注目!
メインインスタレーションデザインを務めた中村拓志さん。
10月16日~25日の10日間、東京都港区の東京ミッドタウンで「Salone in Roppongi(サローネ・イン・ロッポンギ)」が開催されています。
3回目となる今年は、若手建築家として業界やメディアからひっぱりだこの中村拓志(なかむら・ひろし)さんが、イタリアの老舗時計ブランド「PANERAI(パネライ)」と組んで、「Diving Bell(ダイビングベル)」を展開。「美しさから生まれる強さと繊細さ、自然と向き合う真摯な考え」が国内外で高い評価を得ているという中村さんに、同イベントに対する思いをうかがいました。
―――メインインスタレーションデザインを務めてみていかがでしたか?
中村:普段インスタレーションを担当することはほとんどなく、天井を作ってはいけなかったり、暗くすることができなかったりという会場の条件を考慮して、日常の中に作り上げなければいけない難しさを感じました。産みの苦しみのなかでなんとかここまで来たという感じです(笑)。
―――「Diving Bell」は、中に入って約90秒の潜水体験ができる作りになっていますよね。