2015年10月20日 12:00
不調のキアヌ・リーブス“復活作は『ジョン・ウィック』 続編も決定!
くらいに地味な評価で……。でも、心配しないで!ついにイケてるキアヌが帰ってきた!
今回キアヌが演じるのは、元暗殺者ジョン。愛する女性と出会って裏稼業から足を洗ったものの、彼女が不治の病で他界。絶望感に叩きのめされた彼の元にやってきたのが、愛妻からの最後の贈り物である子犬デイジー。「あなたには愛するものが必要よ」というメッセージに涙をこぼすキアヌ、じゃなかったジョンが切ない。全然関係ないけど、ハンサム&子犬はキラー・コンテンツとうっとり。なのに、可愛いデイジーがロシアン・マフィアのバカ息子に殺害されてしまう!?
愛する存在を立て続けに奪われたジョンの切れっぷりが鬼気迫る。凄腕暗殺者の設定なので、銃器だけでなく、フルコンタクト接近戦でも次々と敵の命を奪っていく。
演じるキアヌの体当たりアクションは目を見張るほど。はっきり言って、タフさとハードボイルドさではキアヌ史上最強。50歳を越えてのこの頑張りこそ役者の本懐でしょうね。すごいよ、眼福だよ。
監督は『300』などでスタントマンとして活躍したチャド・スタエルスキで、キアヌとは『ハートブルー』で彼のボディダブルを担当して以来の友人。泥くさくガチンコなアクション演出からも互いへの信頼が感じられる。