くらし情報『アラサーなのに思春期? “痩せない話”は切実……』

2015年10月20日 20:00

アラサーなのに思春期? “痩せない話”は切実……

小誌で約1年半にわたり連載されていた好評エッセイ「アラサーからの思春期病」を、書き下ろしも加えて単行本化。共感すること間違いなし!マガジンハウス 1200円

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家族、結婚、女であることのセクシュアリティやコンプレックス。現代女性たちが抱える違和感に光を当て、“常識”を揺さぶる小説を書き続けている村田沙耶香さん。

ともすれば、それはディストピアな世界にも通じるが、エッセイでは一転。このたび本にまとまった『きれいなシワの作り方~淑女の思春期病』を読むと、連載時にも感じていたポップな楽しさが蘇ってくる。

「よく“お肌の曲がり角”などといいますが、肌に限らず、身体も酒量も、あるいは、結婚や将来に対する願望や悩みなど、30歳を過ぎた頃から曲がってきているなと自覚する出来事がいっぱいあって。そんな“アラサーあるある”が書けたらいいなと思っていました」

俎上にのる話題は、美容やファッション、恋愛など女子トークの定番ネタ。
どうやら、思春期に卒業したと思っていた煩悩は、アラサーになっても女子を悩ませるらしい。

「振り返ってみれば、確かに書くとっかかりは、友達との会話から拾うことが多かったですね。痩せない話、化粧品売り場のカウンターでの話、帰省したときの話など。

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