くらし情報『生きづらい世の中は誰のせい? マンガ『ダルちゃん』が話題!』

2019年2月23日 20:40

生きづらい世の中は誰のせい? マンガ『ダルちゃん』が話題!

生きづらい世の中とはいわれるけれども、それは世の中のせいだけだろうか…。資生堂の「ウェブ花椿」で連載されて話題を呼んだはるな檸檬さんの『ダルちゃん』は、軽い気持ちで読み始めると、不意打ちを食らってしまう“ハード”な物語だ。
生きづらい世の中は誰のせい? マンガ『ダルちゃん』が話題!


「20代の頃なんかは特に周りの評価を気にしがちですけど、気にしまくった果てに幸せってないよなあとずっと思っていて。そんなふうにもがいている子たちに嘘のない形で、押し付けがましくなく何が言えるだろうっていう気持ちがありました」

ダルちゃんこと丸山成美は、24歳の派遣社員。会社ではダルダル星人という真の姿を隠し、普通の女性に“擬態”してそつなく仕事をこなしている。読者の方々も恐らく経験あるだろう。「本当の自分はこうじゃないのに…」と思うような瞬間が。

「田房永子さんがA面、B面という表現をしていて共感したのですが、大人になるにつれA面という社会で必要とされる概念的思考に引っ張られて、B面の感覚的な部分をひた隠しに頑張るじゃないですか。
それを“ダルダル”で表したかったんです」

周りから浮かないよう普通に生きることに日々必死なダルちゃんに、初めて友人と恋人ができ、そしてあることをきっかけに詩という創作の世界へのめり込んでいく。

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