2019年2月22日 20:50
知りたくなかった怖い話…深夜コンビニに行く時の注意 恐怖の理由 #3
世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。
文・イラスト 犬養ヒロ
【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 3
深夜のコンビニ
知りたくない度★★☆
【P.N チバにゃん・女・会社員】
狭いアパートの一室で、独り暮らしをしています。その日は会社の棚卸作業で遅くなり、帰宅する頃には夜の11時を過ぎていました。
帰宅前、お腹が空いたので帰り道にあるコンビニに寄りました。買い物を済ませて店を出る時、突然、軽いめまいがしました。
「ちょっと疲れがたまっているのかな……?」
家に着くと、さっきまでの食欲はどこかに失せていて、それよりも身体がどっと疲れていることに気がつきました。
「今夜はもう、さっさと入浴して早く寝よう」と思いました。
シャワーを浴びている間のことです。
「……?」
なぜか急に、人に見られているような視線を感じました。でも浴室は狭いユニットバスで、換気扇がひとつあるだけで窓はありません。
「気のせいか……」
でもふと見ると、浴室のドアがほんの少し開いていました。