くらし情報『話題作『天国でまた会おう』でフランスの名優が訴えたい悲劇的な現実』

2019年2月27日 19:00

話題作『天国でまた会おう』でフランスの名優が訴えたい悲劇的な現実

3月といえば別れの季節。それゆえに、さまざまなドラマが生まれるものですが、今回ご紹介するのは、2人の兵士が繰り広げる出会いと別れに胸が震える感動作。フランスから届いた注目の作品とは……。

ベストセラー小説の映画化『天国でまた会おう』!

目次

・ベストセラー小説の映画化『天国でまた会おう』!
・脚本・監督・出演を務めたアルベール・デュポンテル!
・この作品の映画化はある種の夢だった
・演出の原則はまず自分が楽しむこと
・悲劇的な図式はいまでも続いている
・映画でしか描けないエンタテインメント!
・輝きに満ちた予告編はこちら!
・作品情報
話題作『天国でまた会おう』でフランスの名優が訴えたい悲劇的な現実


【映画、ときどき私】 vol. 218

1918年、第一次世界大戦の休戦を目前にした西部戦線。上官の悪事に気がついたアルベールは生き埋めにされるが、年下の青年エドゥアールによって命を救われる。しかし、そのときに起きた爆撃が原因で、エドゥアールは顔に重傷を負ってしまうのだった。

その後、2人はパリに戻るものの、待っていたのは帰還兵には冷たい世間。生還を家族に伝えたくないと訴えるエドゥアールのために、アルベールは彼の戦死を偽装することに。
さらにひとりの少女を加えて、3人で新たな生活を送る彼らだったが、一度は負けた人生を巻き返すため、国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てる。そこに隠された本当の目的とは……。
話題作『天国でまた会おう』でフランスの名優が訴えたい悲劇的な現実


『その女アレックス』で海外の名だたる賞や日本のブックランキングを席巻し、日本にもファンの多いフランスのミステリー作家ピエール・ルメートル。本作は、ルメートルの同名小説にして、フランス文学界でもっとも権威のあるゴンクール賞も受賞した人気作です。

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