実用的ではないけれど、部屋の片隅にあると何だか楽しい気持ちになれる…そんな心潤すラブリーアイテムを、インテリアスタイリスト・長山智美さんが、国内外の味わい深い民芸品の中からセレクトしました。
より自分の世界観を楽しむには、気に入ったものを何となく飾るよりもクジラ好きならクジラだけ集めるなど、テーマを決めたりするとよいのだとか。
3つのテーマごとに民芸品をご紹介します。
海の生き物
クジラにタコ、鰹も…。海に暮らす生き物を集めた、小さな水族館。
さわはん工房の六原張子
起き上がり小法師岩手県
加藤五郎商店
動くタコを捕まえている猫と、タコにキャッチされている犬。大胆な構図センスが光るアイテムは、岩手県にある「さわはん工房」オリジナルの起き上がり小法師。飾るだけで、あなたにも“タコ”(多幸)が訪れるかも?H約7 cm各2,000
とさ民芸店の木彫鰹車高知県
アトリエガング
土佐料理の代表格といえば「鰹のたたき」だが、そんな高知県で一風変わったプチ民芸を発見。
木で作られた鰹の胴体に車輪が付いた「鰹車」は、地元で昔から親しまれている玩具。小さな子どもへのプレゼントにもぴったり。H4.3 cm 3,565
きびがら細工 くじら栃木県
中川政七商店
“漁業の神様”であり、水先案内の役割を果たすといわれているクジラをモチーフにした、栃木の郷土玩具「きびがら細工」。