2019年3月9日 20:00
大学生が運営する“子ども食堂”「どんな用事より優先しちゃう」
「自分にできることを無理のない範囲で」――そんな気持ちで始めるのも実はありな「ボランティア」活動。今回は、その現場を見てきました。
【子ども食堂】IKEBUKURO TABLE
「IKEBUKURO TABLE」は、代表の國井紀彰さんのもと、大学生が主体となって活動している子ども食堂。経済的に困っていたり、何らかの問題を抱える世帯の子どもの居場所作りとして、月に2回、食事の提供と学習支援を行っている。
この日は10名の大学生と、仕事帰りの男性も後から合流。先輩に誘われてこの日初参加の人も。普段の倍くらいの人数が来ていた。いつも16時に集合し、地域の店やお寺から寄付された食材をもとに献立を考え、足りないものは買い足して作る。
監修役として、近くに住む子育てを終えた杉田さんが立ち会っているので、安心感がある。
17時くらいになると三々五々子どもたちがやって来て、慣れた調子で、座敷で食事ができるのを待つ。ゲームをする子、受験の面接試験の練習や宿題をする子など過ごし方は様々だ。18時ごろ食事が完成し、ボランティアと子どもたちが一緒に食卓を囲み、いただきます!
話もしながらで楽しそう。とにかく賑やかで、やっぱり食事は大勢で摂るものだと実感。