2019年3月7日 20:10
映画『ドラえもん』 声優に広瀬アリス、脚本に直木賞作家辻村深月と超豪華!
脚本を書くにあたって、そこは守らないとというのはありました。今回、月を舞台にするとは決まったけれど、現実に、すでに月は生き物が住める環境ではないというところまで調べが進んでいるなかで、月に広大な文明がありました、という脚本は、藤子先生の原作である以上は書けません。そうなった時、月の裏側に不思議な力を持っている人たちがいたら…と考えたことから、ルナというキャラクターが生まれたんですよ。あとは、やっぱり“かぐや姫伝説”も入れたかったので。
広瀬:私がアフレコしたのは、皆さんが声を入れられた後だったんですが、ドラえもんたちから「ルナ!」って呼ばれるだけで感激でした。連続ドラマもそうですが、すでに出来上がっているチームの中にゲストで入っていくのって、緊張するし、不安もあるんですよね。でも、今回はすごく楽しかったです。私の主観ですけど、声のお芝居から、チームの絆の強さみたいなものを感じたんです。
でも同時に、新しい人を受け入れてくれる空気も感じて…。
辻村:ドラえもんの懐は深いですよね。一瞬で身内にしてくれる。
広瀬:私にとっても、子供の頃から身近にあった作品で、3人兄妹で映画もよく観ていたんです。