2019年3月29日 18:00
春の桜デートに…笑い&お宝を楽しめる六本木のアート展2選
指と卓球台と…
こちらはニュージーランドを拠点に活躍しているディーン・プールさんの《Fingers》(2018年)。指の彫刻を写真に撮った作品です。
プールさんによると、「どうすれば浅葉さんを笑わせることができるだろうかと考え、自分の指で不可能な指の彫刻をつくってみた」とのこと。「この指で、みなさんを笑わせることができればと期待している」と語っていました。
こちらは、フランス出身のダミアン・プーランさんの作品《Disruptive Thought》(2019年)。卓球台ですが、あえて大きな円を台の上に描き、錯覚を起こすことによって遊びにくい状態にしているとのこと。プーランさんは、仕事柄旅をすることが多いそうで、「言葉が通じない人とつながるためには、ユーモアや冗談が重要なツールになる」と語り、「ユーモアをひとつのツールにして、さまざまな障壁を乗り越えていくことをテーマにしている」と話していました。
ほかにも、展示室内にはさまざまな作品が並び、けっこうカオスです。素直に笑いを誘うものから、苦笑したくなるものまで人によっていろいろな感じ方ができる『ユーモアてん。』。ぜひ、のぞいてみてください!
続いては、トルコのお宝!
もうひとつの展覧会は、国立新美術館で開かれている『トルコ至宝展チューリップの宮殿 トプカプの美』。