くらし情報『知らなきゃ恥ずかしい!?「明治・大正・昭和・平成」元号の由来~知らないようで実は知っている「元号の話」~』

2019年3月31日 20:45

知らなきゃ恥ずかしい!?「明治・大正・昭和・平成」元号の由来~知らないようで実は知っている「元号の話」~

「興化」「永安」「乾徳」「昭徳」などがあったそうです。

昭和
四書五経の1つ『書経堯典』にある、「百姓(昭)明、協(和)萬邦」「百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す」という文章に由来し、「国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う」という意味をもつのです。

ちなみに江戸時代には全く同じ言葉から、「明和」の元号がつくられています。「百姓昭(明)、協(和)萬邦」ですね。

平成
『史記 五帝本紀』にある、「内(平)外(成)」「内平かに外成る」、『書経 偽古文尚書』にある、「地平天成」「地平かに天成る」という文章に由来し、「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味をもつのです。

ちなみに「成」の字が元号に使用されたのは、平成が初めてです。元号に最も多く使われている漢字は「永」で、29回も使われています。「永」という漢字には、書に必要な8つの技法が含まれているということで、習字のお手本の字としても有名ですね。


これまでの元号の総数は、南朝年号・北朝年号を合わせて考えると247個、南朝年号を基準に考えると231個。すごく多いですよね。後花園天皇の時代は、1人で9回も元号を変えています。

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