2019年4月7日 19:00
まさかの実話!? 大女優と年下男子の美しすぎる恋愛にウルウル!
オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は『リヴァプール、最後の恋』です。
『ノッティングヒルの恋人』的実話よ!
恋愛に年齢なんて関係ありませんわ。とはいえ、年を重ねてしまうと、自分の家族を持ったり、世間一般の常識にとらわれ、言うは易く行うは難し、というのも恋愛(とくに不倫はダメYO)。でもね、この作品『リヴァプール、最後の恋』を観たら、改めて「恋心を持ち続けるっていいことだわ~」って再認識するはず~。なんせ、主人公とその恋人は約30歳の年齢差!
1981年、白黒映画時代の大女優グロリアは、舞台の準備中に倒れ、かつての恋人だったピーターに連絡が。すると、彼女は「思い出の場所リヴァプールに行きたい」と彼におねだり。そこでリヴァプールにある彼の実家でグロリアを休ませることに。
最初はピーターや彼の家族との再会を喜んでいた彼女だったんだけど、どんどんと体調が悪化。ピーターがグロリアの主治医に連絡をとってみると、じつは彼女はガンで余命幾ばくもない状態だということがわかるの。しかもこのグロリアとピーター、実在した人で、この作品自体がピーターの手記に基づいて作られた実話ベースなの。