2019年4月3日 18:40
「愛にレシピはない」フランツ・ロゴフスキが語る最新作『希望の灯り』
つまりそれは、父と子や愛、そしてドイツの歴史といったどのテーマもシンプルに表現しているということ。だからこそ、それぞれの細部が見えてくるんだけれど、そういうところが素晴らしいなと感じて、ぜひこの作品に出演したいと思ったんだ。
―決してセリフの多い役ではないですが、フランツさんの佇まいから多くのものを感じることができました。役作りのためにどのような準備をしましたか?
フランツさん普段は山登りやヨガが好きで体を動かしているのだけど、役作りのために体を鍛える必要があったから、撮影の前から、日頃はあまり行かないジムに通うようにしていたんだ。腕や首の後ろにタトゥーをしている青年という設定もあって、今回は首がすごく太い人やタトゥーが入っているような人がたくさんいるようなジムに行ったよ(笑)。あと、タバコを吸うシーンが多かったから、つねにタバコを吸うようにもしていたかな。普段はまったく吸わないんだけど、撮影中に吸っていた本数は1日40本!もちろん、いまはもう吸っていないけどね。
―クリスティアンの話すときの間も独特に感じましたが、どのようなことを意識されていましたか?
フランツさんまずはセリフを覚えて、そのストーリーについて多く語るようにしたよ。