2019年4月12日 19:10
ろう者が手話でラップも…「障害者の孤独」を伝える新エンタメの可能性
代表のTOMOYAさんにインタビューさせていただきました。
――ラップと手話をコラボさせるという企画が誕生した経緯を教えてください。
晋平太さんエミネムという僕の大好きなアメリカのラッパーがいるのですが、手話通訳をつけた彼のライブ映像がちょっとバズったことがありました。僕も見ていたのですが、すごくいいなぁと思って。
手話パフォーマンスって、かっこいいんです。エミネムのラップは、すごい速度で手話をやっていて、それがすごいかっこよくて。こういうことが日本でもできたらおもしろいんじゃないかな、というところから始まりました。
――コラボされてみて、いかがでしたか。
晋平太さん今まで、手話歌とか手話ダンスとかはたくさんあるんですけど、それがろう者にとってどう見えているのか、という点が、一番僕らが気にしたところです。ろう者が見ても変ではないし、しっかり伝わる表現にしたい。
僕は歌詞を書いたのですけど、ろう者にインタビューをして、ろう者がどう思っているのかを歌にしました。ラップと手話で何か一緒にできるっていいです。
原島朋花さん晋平太さんが書いた歌詞を手話に翻訳するとき、どう表現すればいいのか。