くらし情報『ろう者が手話でラップも…「障害者の孤独」を伝える新エンタメの可能性』

2019年4月12日 19:10

ろう者が手話でラップも…「障害者の孤独」を伝える新エンタメの可能性

状況にはなれない。例えば、みんなで話をしていて、自分だけ耳が聞こえていないというそのときの絶対的な孤独。外国人の、しかも英語ではない言語集団の中でひとり置かれているみたいな状況なのかな、と。

あと、歌詞にもしたのですけど、みんなが話をしているときに勇気を出して「何を話しているの?」と聞いても、そのときに「何でもないよ」と言われちゃう。「どうせ無理だよ」って彼女らは言われ続けてきたんです。

彼女たちはダンスも踊るのですけど、彼女たちに何か提案したときに「無理だ」と言わないんですね。そこをやはり伝えたいし、そこがすばらしいなと思っています。いきなり「どうせ無理だよ」と決めつけるのは絶対によくないです。


ろう者が手話でラップも…「障害者の孤独」を伝える新エンタメの可能性
――今後、やってみたいことはありますか?

TOMOYAさん今回は手話ダンスを提唱していて、手話という形に対して、さらに感情を乗せることなどやりました。耳の聞こえない人たちは手話じゃなきゃ話せない、という誤解を私は解きたいです。いろいろな人たちとコミュニケーションがとれるという、そういう間口を広げていけたらと思っています。

晋平太さん当たり前に手話でラップっぽい表現をしていけるようになったら楽しいですね。

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