2019年4月13日 19:30
飲みの誘いを断りたい…ビジネスでの“言いづらい”を伝えるコツとは?
コミュニケーション次第で相手の反応が180度変わる!?言いづらい&聞きづらいに効く伝え方のコツを“コミュニケーションの先生”戸田久実さんに伺いました。
面倒な頼みごとをしたい“あなたじゃないとダメなワケ”で引き受ける理由を作る。
「どうしてあなたにお願いするのか、その“なぜ”を明確にして、特別感を与えることが説得材料になります。理由が不明瞭だと断られてしまう可能性もあるので、きちんと事情を説明しましょう。自分の手が一杯なのであれば、状況を正確に伝え、そのうえで力を借りたいと思っていることを話せば納得してもらえるのではないでしょうか」
【例文】
×「ごめん!こんどおごるから、これお願いできない?」
「ごめんなさい。~の件、私にはどうしても難しくて。以前担当していたさんならスムーズにいくと思うし、手伝ってもらえないかな?」
取引先に対して不満を伝える“現状への不満”より“あるべき姿”を伝えるのが建設的。
「不満や怒りは、“本来はこうあるべき”というゴール地点にまだ辿り着けていない、理想と現実とのギャップにより生じるもの。
そのため、不満を口にするのではなく、あるべき姿を伝えることでより建設的な議論に結びつきます。