2019年4月25日 19:00
竹内涼真、初の声優で「最初はピカチュウの役だと勘違いしました(笑)」
世界的人気を誇る日本発のゲーム「ポケットモンスター」(以下、ポケモン)シリーズが、『名探偵ピカチュウ』としてハリウッドで初の実写映画化されました。日本語吹替版で主人公のティムを演じたのは、声優に初挑戦した竹内涼真さん。
「オファーをいただいたときに、『主人公の役です』と言われて。最初はピカチュウの役だと勘違いしました(笑)。実写化された映像を観たら、ティム役のジャスティス・スミスの演技が本当に素晴らしくて。彼が日本語のセリフを話しているように、違和感なく演じたいと思いました。もっとも大切にしたのは、ジャスティスが作り上げたティムの気持ちに寄り添うこと。英語のセリフのテンションを変えずに、日本語で表現するのはとても難しかったです」
竹内さんは、来日イベントの際にジャスティスと初対面。
彼との会話が演技の大きな助けになったそう。
「ジャスティスは、『世間に反発心を抱いていた青年ティムが、次第に強い男に成長していくところを意識して演じた』と明かしてくれました。僕もティムの気持ちの変化に注目しながら演じることを心掛けました」
ポケモンが携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」のソフトとして登場したのは1996年。